本来ならば、オリックスに詳しいwind-beatさんにオリックスの短観を書いていただくべきところではありますが……
現在書く時間がないようなので、“臨時代走”として、わたくし青葉和が今回のオリックスの短観を書かせていただきます。
あくまで“臨時”ですので、指摘等ございましたら遠慮なく……
今回は木曜日(30日の試合)を区切りとして書きます。
文中敬称略。
■開幕1軍登録メンバー
【投手】
11 川越・15 加藤・16 平野佳・17 香月・20 山本・35 大久保・38 前川・42 萩原・43 菊地原・99 吉川
【捕手】
2 的山・27 日高
【内野手】
1 後藤・4 阿部真・5 清原・7 水口・8 中村・9 平野恵・23 北川・31 塩崎
【外野手】
3 村松・10 谷・24 ブランボー・28 ガルシア ・50 大西・52 坂口
※開幕時点で2枠空き。
■開幕戦スターティング・オーダー
(名前の前の数字は守備位置をあらわしています。よくわからない場合は
この記事をご覧ください)
4 塩崎
8 平野(恵)
7 谷
5 中村
DH清原
3 北川
9 ガルシア
6 阿部(真)
2 日高
P 川越
■登録変更(選手入れ替え)情報
26日 ↑セラフィニ
28日 ↑デイビー
29日 ↑吉井/↓香月
■3/25〜30の戦績
25日○ 5-2 西武 ○川越→菊地原→加藤→S大久保
26日● 2-8 西武 ●セラフィニ→萩原→山本→香月→平野佳→前川
28日○ 4-2 楽天 ○デイビー→萩原
29日○ 6-3 楽天 ○吉井→H萩原→H菊地原→H加藤→S大久保
本ガルシア(1号)
30日○ 5-0 楽天 ○平野佳→萩原→H菊地原→加藤→大久保
※28日の試合は、6回裏途中降雨コールド(試合成立)
■コメント
(主に今シーズンの心配事について)オープン戦は成績が振るわなかったオリックスですが……
何かと動向が注目される中村・清原に開幕戦からヒットが。
特に清原はこの5試合で7四球を選んでいる点に注目。
巨人時代は球を待ちきれなくて成績が振るわない印象が強かったですが、キッチリ球を見て四球を選ぶ、調子の良さが垣間見えます。
26日の試合は、たまたま現地で観戦。
唯一のルーキー開幕メンバの平野佳のプロ初登板に立ち会いました。
ブルペンで投げているときは、100メートル先からでも緊張しているのがわかるほどガチガチで、大丈夫かと心配してしまうほど……
でも、その4日後の30日楽天戦ではプロ初先発初勝利をマークしました。
光原復帰のメドがまだ立たない中では、平野佳がどのくらい頑張れるかがペナントレースで優位に立てるか否かの鍵かな。
中継ぎ陣でも萩原が連日登板していて、やっぱり「投手不足」という不安材料は今年も健在の予感……
野手に関しては当分混迷を極めそう。
特に後藤は「チャンスに強い打撃を生かすため(ショートやサードよりも)守備の負担が少ないセカンドコンバート」されたはずなのに……(昨年末スポーツ各紙に書かれた中村監督の談話より抜粋)
まだまだ安心できる守備ではないようで、このままでは本末転倒。
守備が安定するまでファームで鍛えるか、我慢して使い続けるくらいの気持ちでなければ、今のままズルズル行ってしまうかも。
今年は清原がほとんどの試合のDHに入りそうなので、『守れない野手』の出場機会激減が予想されます。
代打のみでは惜しい打撃センスだけに、なんとか守備のほうを……
坂口の開幕メンバ入りにはちょっとビックリしましたが、去年の大西のように1軍帯同させて育てる(経験を積ませる)つもりかもしれません。
1軍には村松がいますし、ファームにも内野なら牧田、外野なら早川・下山といった十分に1軍経験ある選手の他、嶋村・田中といった期待の若手がいるだけに、今後には注目かと。
捕手に関しては、当分は日高一本で行くつもりのようですね。
1軍に登録されている捕手が2人の場合は、なかなか試合途中の交代のタイミングが難しいですから……
近く、交流戦あたりで、また鈴木が上ってくるかもしれません。
■このあとの対戦カード
日本ハム(ホーム)→ロッテ(ホーム)→ソフトバンク(ビジター)