2005年03月31日

仰木マジックってなんですか?

なえっちさんからの質問
すでにパリーグは開幕していますが、
先日ファン仲間でセ・パ合わせての順位予想をしており、
「仰木マジック」再来でオリックス優勝!
という意見が多くありました。

仰木マジックとはいったいなんのことなのでしょうか?
宜しくお願いしますm(_ _)m


記事に上げるのが遅れました。すみません。

tugendさんが解答してくれています。
「仰木マジック」は、恩師である故・三原脩氏の采配が「三原マジック」と呼ばれたことからきています。
選手の個性や調子を大切にし、セオリー通りでない作戦を用いながら、チームを勝利に導いたことを評してそう呼んでいます。新聞などでは、仰木監督が何か「変わったこと」をすると「仰木マジック」と書きます。

主な「仰木マジック」
・オリックス監督時代、130試合で130通りのスターティングメンバーを組んだ
・相手投手との相性が良いということで、控え捕手を4番に起用した
・野茂のトルネード投法やイチローの振り子打法など、選手の個性を大切にした(コーチ・監督は色々口を出すのが普通です。現に、イチローは前任の監督から「フォームを変えろ」と言われています)
・「パンチ佐藤」「イチロー」の名付け親(今年も元近鉄の外国人投手を「ケビン」「JP」と改名)
・今季オープン戦で、塩谷内野手を捕手に起用した(塩谷は元捕手ですが、8年も前に転向しています)


「マジック」という言葉は昔は采配があたるともっと頻繁に言っていたような気がするんですが最近はあまりいいませんね。(藤田マジックとか)
他には
・高校、大学と外野手一本の大西にサードを挑戦させた。(今年)
・イチロー、田口などを宮古島に来させた(今年)
・萩原の野手から投手に転向
・嘉勢の二刀流(野手と投手兼任)
などもそうですかね・・

ともかく、選手をその気にさせて、チームのムードをよくするのはうまい監督だと思います。
posted by しけたろう at 02:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 質問に答えます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今年は諸事情により :-P ポジションがかぶる選手が多いので、5試合消化という超序盤にして早くもてんやわんやになっています。
一塁:北川
二塁:水口・平野
遊撃:阿部真・後藤・塩崎
三塁:塩谷・塩崎・阿部真・ブランボー
捕手:日高・的山
外野:村松・早川・ブランボー・大西・下山・平野<そのうち谷も
DH:ガルシア(タイムリミット近し)
投手:1イニング5人起用も

固定出来そうなのは1塁だけかな…。
Posted by wind-beat at 2005年03月31日 19:18
はつカキコです。はじめて来ましたが、とてもいいサイトですね。

この他の仰木マジックといえば
オリ監督時代に野手の五十嵐を投手で起用し確か史上2人目の全ポジション守備経験選手にしたとかありましたね。(日曜日の朝っぱらからスポーツ選手を吊るし上げては「喝っっ!」とかいってるO氏とH氏には「お客さんの見ている真剣勝負の試合にこういうことするのはけしからん」といわれ、「喝」シール(?)みたいなの貼られてましたが。試合は大差でオリックスが負けてたんですけどね)

他には、近鉄監督時代にあまりにチームが弱くて先発投手がいなかったから「ビールを一番最初に一気飲みして飲み干したやつを明日先発起用してやる」っていってほんとにそうしたとか。このとき一番最初に飲み干したのは現オリックスの大ベテラン・吉井だったとかいう話を聞いたことがあります。

こういう人間味のあふれるとこが、仰木監督が選手に慕われる理由ですね。
Posted by 泥んこ at 2005年05月31日 01:46
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