選手の背番号についてです。投手は10番台、中でもエースは18番をつけていることが多いですよね。
野手なども含め、背番号の由来などがあったら教えていただきたいと思います。
エースナンバーが「18」というのは基本的には巨人だけの話です。
中日は杉下、権藤、星野、小松、宣の「20」でしょう。
阪神は村山も江夏も「18」ではないですし。
投手は2ケタの背番号が多いですが、これはなにか由来があったような気がします。
(調べます→分かりました・下記追記)
でも、藪とか谷中のように、たまにヒトケタをつける人もいます。
メジャーにはヒトケタの投手はいない・・と書こうとしたら
デビッド・ウェルズは今年から「3」をつけるようです。
http://www.major.jp/news/news20050313-5758.html
日本では監督コーチはそろって70番以降の大きな番号をつけるのが習慣ですが、
メジャーでは若い番号をつけますね。
そういうことで、バレンタイン監督は「2」をつけています。
前回、監督をしたときは「80」でしたが。
阪神中心ですが、背番号についてまとめたサイトを紹介
http://www.jttk.zaq.ne.jp/genmatsu/data/sebango.htm
背番号の由来というのは一冊本が書けるぐらいのテーマなので
もう少し質問をしぼっていただいたほうがよろしいかと・・
<追記>
背番号の始まりはヤンキースで1929年のことです。
そのときに野手は打順の順番に背番号をつけ(ベーブ・ルースが「3」、ルー・ゲーリックが「4」など)
捕手の3人に8〜10、
投手は11から20ををつけさせた・・のがはじまりのようです。
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でもなんだかエースナンバーというと「1」か「18」って感じがしますよね。
ということで、本棚から週刊プロレスに埋もれていた
週刊ベースボール02年2・18号を引っ張り出して背番号特集を見てみました。
記事によると戦前から太陽・真田重蔵、東京セネタース・野口明、
阪神・若林忠志各投手らがつけていて
少なくとも戦前は各球団ともエースナンバーと扱いだったようですね。
日本球団が発祥とは思えないので当時のメジャーの影響かな?
球団の系譜とともに巨人以外では途切れてしまったということですかね。
●各球団のエースナンバー(球団名は02年当時)
・読売「18」「11」 ・横浜「17」「27」
・ヤクルト「17」(このほか金田正一がつけた「34」が他球団で左のエースの番号として定着)
・阪神 特に無し。しいてあげれば「28」
・中日「20」 ・広島「18」「14」「20」
・オリックス「18」「17」 ・西武「21」「18」
・ダイエー「21」「20」 ・近鉄「11」
・ロッテ「29」「18」 ・日本ハム「21」「19」
●打者の出世番号
「51」イチローで有名だが、大杉勝男、土井正博、
鈴木尚典、小関、江藤らが若手時代につけている。
また中日では「57」がこれに当たるとのこと。
●縁起の悪い番号
「42」西武では10年、ヤクルトで12年、
近鉄で14年、南海は15年、巨人は28年。
大洋にいたっては35年間誰もつけずに空いていたようです。
その後、ブラウン管の前のお客さんへファンサービスとして、背番号の上に名前が入りますが、それを現在やめているチームは懐古趣味ということで…。
高校野球の監督には背番号がありませんが、少年野球の監督は現在も30番が監督ナンバーという連盟が多いのではないでしょうか。大学野球もかつて30番だったように思うのですが…。
42番はニグロリーグからMLBへの黒人選手第一号ジャッキーロビンソンの背番号なので黒人系のガイジンは喜ぶと思いますが…。42番はMLB30球団の永久欠番ですね。
高校野球のレギュラー選手の背番号は、スコアブックに記録するときの守備位置番号です。
(もし例外あったらごめんなさい。)
投手(ピッチャー):1
捕手(キャッチャー):2
一塁手(ファースト):3
二塁手(セカンド):4
三塁手(サード):5
遊撃手(ショート):6
左翼手(レフト):7
中堅手(センター):8
右翼手(ライト):9
高校野球etcで控えの選手の背番号ってどうなってるんでしょうか?
投手は10番をつけてる気がするんですが・・・
どなたかご存知でしたら教えてください。
控え投手が10番とか11番とかつけることが割とある、くらいでしょうか。
10以降は、試合によく出る人、上級生、という感じで若い番号を出してることが多そうです。
投手のエース番号の話ですが、1と18と一般に言われています(実際にエースが付けているかは別の話として)。
1は、投手の守備番号が1(捕手2、一塁3)の為、先発投手に1を習慣的に付けて、1=エースという価値観が付きました。これは高校野球などでの場合ですね。
18というのは、野手の登録番号に1〜17をあて(各守備位置2人、捕手は3人)、その後18から投手を割り当てていた習慣があり、その際優秀な選手から順に18番・19と付けていた名残です。