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天野浩一
広島東洋カープ 48
投手 26歳 右投右打
177センチ 70キロ
3勝2敗0S防5.36試45
<5勝6敗0S防3.72試107>
天野浩一
広島東洋カープ 48
投手 26歳 右投右打
177センチ 70キロ
3勝2敗0S防5.36試45
<5勝6敗0S防3.72試107>
1979.4.12生まれ/香川出身/投手/高松東〜四国学院大/右右/背番号48
「東條、僕の活躍見ててくれたかい?」天野はウイニングボールを手に、ナゴヤドームでのプロ初勝利インタビューを受けながら、そう思ったに違いない。天野を語る上で最も重要なキーワードとなっているのが、背番号48である。
天野が現在背負っている48は、大学時代の後輩・東條典弘が背負っていた背番号。天野とは誕生日が一緒だったということもあって仲がよかったが、不運な事故に遭い、志半ばで帰らぬ人となっていた(現在、母校の四国学院大では永久欠番)。そんな後輩の思いを継ごうとプロ入りが決まった天野は背番号48を希望。ユニフォームが届いた翌日に後輩の墓前に真っ先に報告したという。
故・津田恒美投手のサインボールを所持し、2002年のドラフト10巡目で「讃岐の雑草」の異名を持つ若きリリーフ投手。背番号と同じ48試合登板を目標にしているが、今年は2軍スタートと若干出遅れている模様。177cmと野球選手にしては比較的小柄だが、「決め球は魂」を合言葉に気合の入ったピッチングに期待。
余談だが、天野が入団した1年後にカープに着た松本高明(帝京高)も、天野と誕生日が同じ。もしかしたら、亡き後輩が高明をカープに呼び寄せたのかもしれませんね。
text by 由美かえる
由美かえるの赤ヘル風雲録
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