桧山進次郎
阪神タイガース 24
外野手 36歳 右投左打
177センチ 77キロ
率0.306本18点84試130
<率0.263本143点575試1229>
現役タイガース生え抜きベテラン勢の中で、本当のミスタータイガースといえば「ひ〜やん」こと桧山進次郎選手です。
ヒッティングマーチ
「この一打に賭けろ 気合いで振り抜けよ
誰もおまえを止められなぬ 桧山よ突っ走れ」
最近の野球ファンのかたは、ホークスの振り付けに違和感感じてる人も多いと思いますが、岡田監督が現役で優勝を経験した当時、「バース、掛布、岡田」のクリーンナップばかりでなく、「真弓だ、吉竹だ」とみ〜〜んなヒッティングマーチには振り付けがついてました。
それがどうでしょう。
今のタイガースでは派手な振り付けのヒッティングマーチは桧山選手だけとなってしまいました。
ま、まぁ〜それはいい。
自らが入団当時から公表するように韓国国籍を持つ在日の選手だが、新聞のインタニューに対し言った様に「韓国人魂」をかけてタイガースのために死力を振り絞った活躍を見せてくれています。
小学校5年生のときに父親が桧山のために作った野球チームに入団し野球生活を始めました。
平安高校時代は甲子園出場もなく、その後の東洋大学にて2年生で首位打者獲得し、4年生の時には主将として東都リーグ優勝。
通算本塁打13本は歴代3位の記録となり、日米大学野球代表に選ばれるなどようやく全国的になったのはこの頃からです。
とはいえ、91年ドラフト4位指名でタイガースに入団したとき現在の活躍ぶりを予想した人はいたでしょうか?
入団2年目ウエスタンで9本塁打。
3年目では2軍のオールスターゲームでMVPを取得しますが。1軍でのめざましいしい活躍はまだありません。
その後1軍に昇格し、オールスターには97年に初出場を果たしますが、本格的に活躍を見せたのは入団8年後の2000年代に入ってから。
01年に選手会長に選ばれると、いきなり4月に通算100本塁打、いきなり28試合連続安打という球団新記録を樹立し、続く02年には初のオールスターファン投票1位での出場。
そして、運命の03年。
4月に1000試合出場を達成、プロ入り初のサヨナラホームラン、サイクル安打達成と「桧山進次郎ここにあり」というところを見せてくれました。
この年、チャンスにめっぽう強い4番打者として活躍した桧山選手。
お立ち台でのかん高い声も素敵でした。
そして胴上げ後のビール掛けでの、うれしいインタビューでの桧山選手の姿は忘れません。
04年には前半やや出遅れたものの、途中かららしさを見せてくれ、プロ入り最高の打率.306をマーク。
FA権取得の時には、移籍のうわさもあり周囲を心配させましたが、桧山選手は生え抜きの生涯タテジマを突き通して欲しいと思います。
今年はスペンサーの入団でやや脅かされていますが、まだまだ負けずこれからもがんばってください。
text by FUZY
辛口ストレスカレー本店
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