セリーグとパリーグって言いますよね。
あのセントラルとパシフィックってどういうことなんでしょうか。
セントラル(中央)の割には広島があるし、パシフィック(太平洋)なのに福岡があるし。
なんだか不思議です。
・・・これは、正直、知りません・・
誰か分かる人は教えてください。
ただ、一つ言えるのは、
セ・パの分裂というのは、非常に対立して起こったことでして、
別に相談しあって、名前をつけたわけではないということですね。
どっちも、「オンリーワン」で通用する名前にしているというか・・
「地域」を現しているわけではないですよ。
【関連する記事】
メジャーも「アメリカン・リーグ」と「ナショナル・リーグ」と二つのリーグが存在しますが、これといった意味はなさそう。
日本の2軍に存在する「ウエスタンリーグ」と「イースタンリーグ」はその名のとおり東西の地域をあらわしていますが、「セントラル」と「パシフィック」は単に「もっともらしいから」ぐらいの理由でしょうね。
運動会の「赤組・白組」の赤や白になんの意味もないのと同じです。
少なくともNBAなどのプロスポーツではセントラルディビジョン、パシフィックディビジョンってのがあります。もちろん中部地区、太平洋地区って意味です。ニューヨークはアトランティックディビジョン(大西洋地区)に分類されています。
日本でいうと西日本東日本や日本海側太平洋側みたいなもんでしょうか?
結局それらのネーミングからカネシゲ監督の言う「もっともらしい」ので選んだんでしょうね。推測ですよ。
「花組」「月組」でもいいのですが、勝負事にはちょっと向いてなさそう。
ちなみに「ドリームリーグ」「マジックリーグ」という名称が一時期、韓国では使われていたようです。
Jリーグオールスターゲームのチームわけで「ベガ」「アルタイル」という名称が使われた年もありました(織姫と彦星ですな)。
パリーグのHPに、
「1949年11月26日 東京、毎日新館セント・ポールに於て『国際的視野に立つ職業野球』として太平洋野球連盟結成式を行う。」
とあります。
パリーグを結成した人々にはセリーグ(というより巨人)に対して猛烈な対抗意識があったはずで、「セリーグが日本一なら、ワシらは世界一目指してやる!」という思いからこの名前を付けたのではないかと思います(あくまで想像です)。
つまり、ソフトバンクの孫オーナーが世界一を目指すのは、リーグの理念としては正しい、ということになるんですね。
http://www.npb.or.jp/cl/entertaiment/history/index.html
セリーグについては、HPでは触れられていませんでした。
そんな対立から毎日新聞を中心に結成された太平洋野球連盟には、(読売のいない)平和なリーグを、という意味もあるそうです。(太平洋=穏やかで平和な海)
遅れること9日。
読売新聞を中心とするリーグは、旧日本野球連盟の正統だと自ら「セントラル」を名乗りました。
という説も聞いたことがあります。
お互いに「本家だ」「元祖だ」って言ってるみたいなもんなんですね。
面白い話がいっぱい出てきて嬉しいです。
2リーグ分裂というのは大変だったみたいですね。
阪神ファンで別当ファンだった父は、当時阪神を応援すべきか毎日を応援すべきか悩んだそうです。