「日本野球界の構図」の質問とも重なるのですが
プロ野球じゃない、社会人野球ってありますよね
(欽ちゃん球団もそうなのかな?)。
ああいうチームは通常どういうリーグに所属して試合をしているのですか?
また、プロ野球の日本シリーズに該当するような
社会人野球の頂点的な大会と言うのはどういうものなのでしょうか。
(都市対抗というのはなんとなく聞いたことがありますが、よく分かりません)
「欽ちゃん球団」も社会人野球に入りますよ。
社会人野球の頂点的大会というのは、
夏に都市対抗(@東京ドーム)、秋に日本選手権(@大阪ドーム)
(@というのは、そこで開かれるという意味です。念のため)
この二つがいわば、高校生の甲子園的な最大の目標となっています。
それ以外のときは、全国で開かれるやや規模の小さいトーナメント大会に出場しています。
都市対抗と日本選手権の最大の違いはなにかというと、都市対抗では「補強選手」という制度があります。
都市対抗に出場できなかった(つまり、予選で負けた)同じ地区のチームから、優秀な選手を「補強」して大会に臨むことができます。
「補強された選手」は会社が違うのに、別の会社のユニフォームを着て試合を戦うことになります。
日本選手権のほうは、純粋な単独チームで出ています。
どっちのほうが本命というのは、無いように思いますが、今は東京のほうに社会人野球に力をいれている会社が多いようで、都市対抗のほうが応援などは盛り上がってるらしいです。
社会人野球の団体
日本野球連盟(JABA)にリンク
追加情報等よろしくお願いします。
【関連する記事】
都市対抗では、華やかな応援合戦が繰り広げられ、表彰の対象ともなりますので、どのチームでも応援団が合宿を組んで取り組んでいます。特に実力全国レベルの神奈川県では、応援団コンクールが予選の段階から入っているため、会場の横浜スタジアムでは選手の所属する職場の社員が作っている横断幕などが張り出されるほどです。
応援団の気合は、都市対抗>>>>>日本選手権と考えてください。
都市対抗は、北海道、東北、北関東、南関東、関東(南関東3位、東京4位、神奈川3位から1枠)、東京、神奈川、北信越、東海、阪和、京滋奈、兵庫、中国、四国、九州の15地区から32代表が黒獅子旗を目指して戦います。今年は8月22日〜11日間です。
日本選手権は、北海道、東北、北信越、関東(北関東、南関東、東京、神奈川)、東海、近畿(阪和、京滋奈、兵庫)、中国・四国、九州の9つの地区から26代表がダイヤモンド旗を目指して戦います。補強制度は先に述べられている通り、ありません。ドラフト会議後の11月下旬に行われます。
どちらの大会とも、予選から普通のファンも観戦ができます。都市対抗予選は有料の地区もありますが、日本選手権予選は無料で見られることも多いです。
情報が関東に偏っていますが、また何か知りたいことがありましたら、お答えします。
なお、欽ちゃんのゴールデンゴールズはクラブチームですが、普通に都市対抗を目指すことも可能ですし、クラブチームのみの全国大会「クラブ選手権大会」も毎年行われています。
プロ野球や六大学のようなリーグ戦は無くて、
高校野球やサッカー天皇杯のようなトーナメントが
主だったるイベントと理解していいんですかね?
“昨日の敵が今日の友”といった感じで
補強選手という制度もなかなかすごいですね。
ドラゴンボールの世界のようです。
勉強になりました。
(日本野球連盟HPをちらっと見ましたが、活動休止チームがホント、多いですね)
補強選手は、「1チーム5人まで」が原則でしたが、ここ1、2年は登録チームが減っていることや地区ごとの代表枠の数によって、あえて補強選手を採らないで本戦に臨むチームもあります(西の地区に多い)。
しかし、補強の出来が東京ドームでの成績を左右するといっても過言ではないため、補強を採らなかったチームは上位に進めないことも多々あります。また、5人フルに採らないチームもあります。