2004年12月09日

37 石本努

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石本努
北海道日本ハムファイターズ 37
外野手 32歳 右投左打
180センチ76キロ
率0.289本1点11試90
<率0.265本6点69試456>


2004年、プロ野球史上初めてのストライキが明けた札幌ドームで、SHINJO選手率いるコスプレの「ゴレンジャー」が登場しました〜ってニュースがあったでしょう。
あれのモモレンジャーをやっていたのが石本選手です(笑)。

「モモレンジャーは石本」と聞いて、ほとんどの日ハムファンは「ああ〜」と何となく納得したに違いない。
それくらい、石本選手はおっとりしていて、謙虚で、物腰の柔らかい、あまりプロ野球選手っぽくない人なんです。
でも選手としては、足がめちゃくちゃ速くて、打撃もしぶとく、塁に出るといやらしいタイプ。俊足巧打ってやつですね。肩は、過去に手術をしているので正直頼りないですが、俊足を活かした守備範囲の広さとボールに対するカンの良さでそれを補っています。

出身は大分県の別府大学付属高校。ホークスの城島選手の先輩ということになりますね。90年にドラフト2位の「かくし球」として日ハムに入団。その当時は右打ちの内野手でした。
俊足を活かすため、外野にコンバートされ、スイッチを経て左打者に転向。
機動力重視のヒルマン監督の目に留まり、2003年は最多の99試合に出場。2004年も打率.298を残しています。
石本さんは、ユニフォームを、ソックスを長く出して履くいわゆる「オールドスタイル」にしています。二軍で昔、ソックスを出さないとならない決まりがあったらしく、そのときの気持ちを忘れないように……ということで出し続けているとのこと。練習では普通のスタイルですが、試合開始近くなるとソックスを出して「スイッチ・オン」と気合いを入れるそうです。
チャームポイントは、そのオールドスタイルがよく似合うすらりとした脚と、涼しげな目元、そしてはにかんだような笑顔!

実は私が石本さんファンになったのは、2003年くらいから。だから、怪我で苦労した時期とか、ファームで頑張っていた時期とかは、実はほどんど知りません。昔からのファンの方の話を聞くと、本当に本当に謙虚な方、というイメージが深くなっていくばかり。
私がこんなに石本さんを応援するようになったのも、その静かな雰囲気が、それまでの「ギラギラと燃えながら勝負の世界に生きている男」というプロ野球選手のイメージと余りに違って意外だったからでした。
とても新鮮だったんです。
「自分が最後まで試合に出ているのが不思議です」なんて言う石本さんも、それを「覇気がない」とか言わない日ハムというチームの雰囲気も。
「自分が全試合出ていたらチームは優勝できない」「レギュラーじゃなくてもいい」なんて、さらっと言ってしまう人です。
でも試合に出たら、本当に渋い働きをするんです。豪快な打撃が売りの日ハム打線の中で、なかなか貴重なしぶといバッターだと思います。
「しなやかな強さ」ってこういうことを言うんだろうなあ、と教えてくれた選手です。

輝くばかりのスター選手もいいですが、こういう地味な一風変わった選手の魅力にも、ぜひ目を配ってみて下さい。
「強さ」にもいろいろな個性があるのだなあ、と思うと、野球を見るのもますます楽しくなると思います。

posted by しけたろう at 02:51| Comment(0) | TrackBack(0) | みんなの選手名鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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