2004年12月09日

58 稲葉篤紀

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稲葉篤紀
北海道日本ハムファイターズ 58
外野手 33歳 左投左打
率0.265本18点45試135
<率0.284本122点437試1023>


背番号58:稲葉篤紀(いなば・あつのり) 1972年8月3日生まれ。
94年ドラフト3位でヤクルトスワローズに入団。
2001年5月31日、神宮での巨人戦。9回裏二死満塁の場面でサヨナラ満塁HRを放つ。
私、個人的にあのオレンジ軍団が大嫌いなこともあり、その瞬間の喜びようは半端じゃありませんでした。
当時の私の日記を引用します。

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2001年5月31日 稲葉がやったぞ

サヨナラ満塁ホームラン。滅多に見られるものではありません。

ヤクルト−巨人11回戦は、取っては取られ取られては取り返す…という緊迫したゲーム展開。
8回表、江藤にタイムリーを浴び3−4と勝ち越される。その裏、ヤクルトは稲葉・ペタジーニという期待の3・4番が柏田の変化球にタイミングが合わず連続三振。雰囲気的にも「きょうはこのまま負けかなぁ」と思い始めていた。

ところが…だ。ここで巨人ベンチは好投の柏田に代えて木村をマウンドに送った。
「右打者の古田には右の木村で」―そう考えるのも決してまちがいではない。
「右打者には右投手、左打者には左投手」をぶつけるのが、球界のセオリーだからだ。
しかし、中継の解説をしていた落合さんが「ここは柏田にそのまま行ってほしいなぁ」とCM入り直前にポロリ。確かにそれまでの柏田を見ると右左関係なく抑えてしまいそうな気はした。

そして、落合さんの予感は当たる。古田が代わった木村から狙いすましたようにレフトスタンドに放り込んで見せたのだ。これで4−4。「負け」の雰囲気は一気に消し飛んだ。

9回表は代打・仁志にヒットを打たれたものの無得点に抑え、9回裏の攻撃へ。ここで決めてしまわないと巨人の10回表は3番・江藤からの攻撃となる。是が非でも決めてほしかった。

…が、ラミレスの「サヨナラHR?」と思われた当たりが失速。土橋も簡単に打ち取られ2アウト。
「延長かぁ」と、あきらめかけたその時、代打・副島が四球を選んだ。しかも、その代走・三木が初球から積極的に二盗を決めた。一気に盛り上がってきた。

真中敬遠のあと、宮本がレフトへヒット。「サヨナラ?」と思ったが、巨人の前進守備に阻まれ、ホーム突入は出来ず、2アウト満塁に。ここで8回に柏田に打ち取られた稲葉に打順が回った。ここで決まらなければ延長戦。スカパーで観戦する私も、ドキドキしながら行方を見守った。

ややインコースよりの球をライト方向へ。きゅうくつなスイングのようにも見えたので一瞬「あちゃぁ」と思ったのだが、打球はぐんぐん伸びてライトスタンドへ飛び込んだ。

その瞬間の私の喜びようといったらなかった。テレビの前で大騒ぎしてましたよ。私も実は稲葉が打席に入るとき「ここでサヨナラ満塁ホームランとか」と、なかば冗談交じりに話していたんだけどね。(笑)
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結局、この年はヤクルトが優勝→日本一。
稲葉自身も、打率.311、25本塁打、90打点という好成績をマークし、優勝に大きく貢献。一気に1億円プレーヤーの仲間入りを果たす。この年、外野の守備位置とベンチの往復を常に全力疾走で駆け抜けることを評価され、セ・リーグ特別表彰。2001年は、彼の野球人生の中で最も充実した年となったが、その後は腰痛などの影響で思うような成績は残せず、打率は.260前後。相手先発が左投手の時にはスタメン起用されないことも多くなった。

2004年オフ、FA宣言。スワローズとの間で設定されてた残留交渉の期限切れ目前で「残留はせず、あくまでメジャーを目指す」とスワローズとの決別を表明。メジャー挑戦の夢を叶えるべく交渉を続けたが、条件が折り合わず(!?)メジャー行きを断念。「メジャーからオファーがなければ、ぜひウチで…」と絶妙なタイミングでオファーを出したファイターズへ移籍。

実は、ファイターズファンの中でも賛否両論あるんです。
せっかく外野も若手が伸びてきたのに、なぜ稲葉!? …という意見もあるのは事実。
しかし、稲葉はすごく一生懸命に野球に取り組む選手です。それは「常に全力疾走」という彼のスタイルからもわかりますし、高田GMも「手抜きがなく、若手への手本としても期待している」と言っています。まずは、キャンプからオープン戦にかけて、稲葉がどんなプレーをするかじっくり見てください。そうすれば、私や高田GMの言う意味が分かってもらえるはずです。

posted by しけたろう at 00:25| Comment(0) | TrackBack(0) | みんなの選手名鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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