プロ野球界を救え!ファンとしての新規参入〜巽のブログの部屋〜の巽さんからの質問です。
■プロ野球界をもっと大きな視点で見るとどんな構図になるの?<放置中
ちょうどメジャー移籍問題でちまたは騒いでいたこともあり、疑問を持つ。
オーナーや球団社長などセ・パ両リーグを支配しているのは何なのかという疑問。
対選手会なのはどこか、ルールを作っているのはどこなのかという疑問。
どこかのサイトでリトルリーグや高校野球、社会人野球などの相互関係を図解したものを見たんだけどどこだか見失い放置。
日本の野球界ってどういう風に成り立っているの?
こちらのサイト内の「組織図」を使って説明します。
http://www.japan-baseball.jp/information/information.html
左上、
高校、大学、社会人の組織がタテに並んでいるのが象徴的なように、
高校→大学→社会人そしてプロというふうなピラミッドにはなっていないのです。
これは、かつては、高校は高校、大学は大学、社会人は社会人と別々の興行が行われても、
全てに人気があったというのが背景にあるといわれています。
ともかく、全ての組織がバラバラなのです。
大学のところに「大学、学部などの・・」と書かれていて、「学部?」と思われるかもしれませんが、
東農大水産学部(北海道)や近大工学部(広島)のように学部単位の野球部でありながら、プロ野球選手を輩出するところもあります。
社会人は企業の野球部が減る中、最近、クラブチームが増えています。
クラブチームの形態はさまざまですが、運営費等のみスポンサーからつのり、
フルタイムの仕事やアルバイトをしながら野球をしています。
左中
日本には、軟式野球の人口が多いのも特徴ですね。
左下
プロ野球組織がどこのアマチュアともつながってないのが分かると思います。
右側
アマチュアもばらばらですが、少年野球もバラバラでいくつかの組織に分かれています。
リトルリーグやボーイズリーグは硬式ボールで野球をしています。
中学校の部活は軟式使用ですよね。
プロになるためにどちらが有利ということもなく、少年時代、軟式野球だった選手も多いようです。
訂正・追加情報よろしくお願いします。
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あの「日本野球界の団体図」の図は有名なんでしょうか。こんなにスラッと出てきてビックリしました。「全日本野球会議(野球日本代表)オフィシャルサイト」に最初に辿り着いてたのが、自分でも不思議です。
しかしすっきりしました。
以前一人でみつけて見た時はふ〜んという感じで頭に入ってこなかったのにこうやって説明してもらうとすごく簡単なことのように理解できます。
要は本当にバラバラなんですね。
見事にプロ野球が下でどこともつながっていない。これも簡単に統一なんてできそうもないですね。
景気のいい時はいいけど、今までがそうだったんだろうし、問題はこれからですね。
プロ野球だけじゃなくて日本における野球というモノの価値がこれ以上下がってしまわないように野球組織に携わる人たちも何とかしようとあがいて欲しいです。
最後に、答えの反応を書こうとしてドキッとしたことが。
日本のプロ野球は硬式の球を使っているってことでいいんですよね?(ドキドキ)
ええ、正解です。
硬球を使っています。
軟球は町のバッティングセンターで使われていることもあって、行った事がある方はおわかりのとおり、軟球でもかなり硬いし、あたると痛い(笑)。
でも硬球はもっとカッチカチです。
なんだか石みたいです。
町のスポーツ用品店などで触れられる機会があればぜひ比較してみてください。
ちなみにプロとアマチュアの仲が悪くなったきっかけがというのがありまして。
それが「柳川事件」と呼ばれる昭和36年の選手引き抜き事件です。
当時の中日ドラゴンズが、社会人野球で活躍していた柳川選手を強引に引き抜いたんですね。
http://www2.plala.or.jp/ippeifuji/p-k2-1.htm
最近では少し関係が修復され、雪解けムード。
プロ野球をクビになった選手が即翌年から社会人野球に所属することも可能になりました。
スッキリしてなくてもうまくいってるからいいのか。
四国独立リーグはどういう位置付けになるんだろう(ワクワク)